Exocortexとは
Exocortexとは、LLMやAIエージェントに欠けている長期記憶と知識ネットワークを補う外部記憶・推論システム
読み: エクソコーテックス
かんたんに言うと
人間がメモ帳に書き留めて後から見返すように、AIにも「外付けの脳」を持たせる仕組み。
単純なRAGでは足りない理由
RAGはセマンティック検索に依存。論理的で厳密なつながりは意味の類似性だけでは拾えない。Exocortexはベクトル検索とナレッジグラフのハイブリッドでこのジレンマを解決する。
AIコーディングエージェントとの連携
複数ファイルをまたいで作業するAIエージェントの基盤として威力を発揮。DAGのようなフローで必要な情報だけを絞り込んでAIに渡す。全コードベースを丸ごとプロンプトに入れるのではなく、必要な情報だけを絞る。この差が精度とコストに直結する。
当社の見解
当社はAI長期記憶システムを自社開発・運用している(2026年4月現在、1,655件の記憶データを蓄積)。この仕組みにより、AIが過去3ヶ月分の経営判断や設計方針を文脈ごと保持し、「前にも同じ話をしましたよね」という手戻りが激減した。セッションが切れても議論の続きから再開できるため、壁打ち相手としてのAIの価値が根本的に変わった。技術的にはCognee MCPサーバーによる記憶保存と、FastEmbed(ONNX Runtime)+ LanceDBによる非常駐型ベクトル検索(検索レイテンシ8ms、GPU不要)を採用。Hindsight(LongMemEval 91.4%精度)やomega-memoryなど複数の既製品を実環境で検証・棄却した上での選定であり、「個人PCでもエンタープライズでも負荷なく動く軽量さ」を最優先に設計している。
同じ失敗を二度としないAIエージェント
今のAIは、聞けば何でも答えてくれます。
でも、セッションが切れた瞬間に前回の失敗を忘れます。
当社が開発しているAIは、過去の経緯を念頭に置いて、
聞かれる前に「それは前回うまくいきませんでした」と声をかけます。
人間にも同じ失敗をさせず、AI自身も繰り返しません。
古参の社員が横にいるように、黙っていても気づいてくれる。
それが、当社が考える本当のAI社員です。
